高校野球
北照の昨秋エース・中鉢「いい試合にできなかった」夏にリベンジ誓う
▽春季全道高校野球決勝(30日、札幌円山)北照3-9札第一
昨秋のエース・中鉢大喬投手(3年)が「いい試合にできなかった」と敗戦後、しばらくうつむいた。5点ビハインドの七回、自ら「チームに勢いを」とマウンドに上がった。MAX145キロの直球とツーシームを武器に、打たせて取る投球を意識するも、3回を投げて1失点。春は背番号7で左翼が主戦場となり「今は打撃に集中している。番号にこだわりはない」と言い切る。最後の夏までは制球力を磨いて、投手としての準備もする。「やれることを最後までやりきる」と投打でチームをけん引し、リベンジを誓った。