ファイターズ
2022/06/01 23:25

2日先発の伊藤大海 大胆に攻めてパ単独トップ6勝目狙う

2日の広島戦に先発する伊藤。マツダスタジアムで入念にフォームチェックする(撮影・桜田史宏)

 日本ハムの伊藤大海投手(24)が2日、マツダスタジアムで行われる広島戦に先発する。今季はすでにパ・リーグトップタイの5勝を挙げている。先発ローテーションをけん引する2年目右腕はチームの勝ちにこだわり、大胆に勝負する。

連続四球から失点した前回登板を反省

 同じ失敗は繰り返さない。伊藤は、6回4失点で降板した前回5月26日のヤクルト戦(神宮)を教訓にしていた。1点リードの四回に2つの四球で自らピンチを広げ、手痛い3失点。逆転を許した。慎重に厳しいコースを狙った結果が裏目に出た。

 映像を見直すと、フォームのバランスが崩れていた。修正点は明確で「打線の2巡目以降、ちょっと神経質になりすぎるのは、なくしていかなければ」と反省。課題を意識して中6日の調整を進め「また気を引き締めて、切り替えて、しっかり(試合に)入っていけたら」と想定した。

 広島打線の特徴は頭に入っている。本塁打は少ないが、しぶとい打者が多い。「単打はオーケーで連打だけは何とか抑えたい。四球だったり、ムダなランナーを自ら背負わないこと。そこが最少失点で切り抜けるために一番大事」。

 マツダスタジアムでは昨年、6回1失点で勝利を収めている。マウンドの相性も縁起もいい。我慢強く投げ抜くことで、ハーラートップ6勝目が見えてくる。

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