Bリーグ
2022/06/02 23:00

レバンガ佐古HC続投正式発表!「チャンピオンになるための階段登る」

今季も選手を鼓舞し続けた佐古HC。新シーズンでもアグレッシブな采配が見られそうだ

 B1のレバンガ北海道は2日、佐古賢一ヘッドコーチ(HC、51)と、2022~23シーズンの契約に合意したことを発表した。21~22シーズン、東京五輪男子日本代表のアシスタントコーチ(AC)の契約を解除までして、就任した大物HC。2年目の新シーズン、さらなる飛躍が期待される。

4季連続東地区最下位から今季9位に浮上

 〝ミスターバスケット〟が、新シーズンも北海道で指揮を執る。今季、土台つくりをテーマに選手たちを鼓舞してきた指揮官。5月8日のリーグ最終戦で、続投要請の方針を固めていたチームにとっても、そして北海道のファンにとっても、うれしい決断だ。

 佐古HCはクラブを通じて「新シーズンもレバンガ北海道のヘッドコーチとして戦うことができることに、感謝と喜びを感じています」とコメント。加えて「ファン・ブースターの皆さま、そして選手たちと一緒に、チャンピオンになるための階段を登る挑戦に、精いっぱい、挑みたいと思います」と頼もしい言葉を続けた。

 チームは昨季のリーグ戦、21勝35敗の東地区9位で終えた。それまで4季連続だった最下位を抜けだし、宇都宮はじめ上位のチームにも勝利を収めるなど、可能性を感じさせる戦いを演じた。

 佐古体制2年目に対し折茂武彦代表(52)も、クラブを通じ続投決断の喜びをコメント。そして「日本一になるために、戦う集団としてまた1歩進むためのシーズンになると思います」と期待を込めた。

 すでに今季のB1得点王、PF/Cショーン・ロング(29)、PG橋本竜馬(34)、PG寺園脩斗(27)ら、核となる選手も新シーズンへ向けての契約を済ませている。チームは進化した姿を新シーズンで見せてくれるはずだ。

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