夏季スポーツ
2022/06/02 23:00

帯北レスリング男子団体5年ぶり全道V いざインターハイへ「表彰狙う」

男子団体で優勝し、笑顔でポーズを決める帯北選手たち

■全道高校体育大会(2日、札東豊高体育館ほか)

 7月23日に開幕する全国高校総体(インターハイ、四国4県及び和歌山)の出場権をかけた全道大会が2日から始まった。札幌でレスリングが行われ、男子団体戦で帯北が札東豊、千歳北陽に大勝、5年ぶり6度目の優勝を飾った。

部員不足で団体戦欠場続くも「やっと揃った」

 団体で5年ぶり6度目となる、悲願のインターハイ出場を決めた。4月のJOCでU―20グレコローマン97キロ級3位の菊地和(3年)、U―17同51キロ級3位の妹尾優篤(1年)を中心に札東豊と千歳北陽を圧倒した。

 主将で3月の全国高校選抜65キロ級で8強入りした岡部利毅(3年)は「やっと人数が揃って、団体戦に出場できてうれしい」と満足げ。2017年の出場を最後に、部員不足で団体戦の欠場が続いた。今年は3年3人に加え、1年5人が新たに入部し、念願の出場を果たしての優勝だ。

 2月下旬には、2021年世界選手権グレコローマン63キロ級3位のOB・清水賢亮(22)と練習を行い、技の決め方などを教わった。部員数と自信を得ることができた新生・帯北。「強豪校に勝って、表彰狙う」を目標に、全国に挑む。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい