ファイターズ
2022/06/03 00:00

《ハム番24時》6月3日

 40代の記者は覚えている。1992年、低迷していた阪神に生きのいい若手が出現した。新庄と亀山だ。「亀新フィーバー」が巻き起こり、ファンを熱狂させていた。

 監督として甲子園に戻ってきたビッグボスは、虎のプリンスと呼ばれた当時の懐かしい思い出を話してくれた。ただ、ふに落ちないことがあったという。「亀新コンビと出た時、めっちゃ腹が立っていたわ」と30年前の本音を明かした。

 気になる理由はこうだ。「亀新ではなく新亀。新亀にしてくださいと、記者のみんなに言った」。あっけにとられた。問題はそこ? 自身の名前が先に来ないと納得がいかなかったらしい。自他共に認める負けず嫌い。やはりスターの思考回路は違う。

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