コンサドーレ
MFスパチョークが入団会見「私の名前はチェックです」日本語であいさつも
北海道コンサドーレ札幌は15日、札幌市内でタイ1部ブリーラム・ユナイテッドから期限付き移籍で加入したMFスパチョーク・サラチャート(24)の入団会見を行った。背番号は「49」で愛称は「チェック」。同席した三上大勝代表取締役GM(50)はシャドーでの起用を明言した。7月15日の登録後、タイの至宝が即、ピッチで大暴れする。
三上GM「若い頃のチャナしのぐ豊かな才能」
やや緊張した面持ちで両手を合わせ、お辞儀をし、スパチョークが席についた。「まずは試合に出場したい。私とチームのどちらも応援をお願いします」。今季の目標は設定していない。控えめに意気込んだ。
同席した三上GMは昨季まで在籍したタイ代表MFを引き合いに出し、「若い頃のチャナティップ(現川崎)をしのぐ、豊かな才能を感じた。われわれのサッカーにフィットできれば、戦力アップになる」と獲得に至った経緯を説明。同時に北海道、札幌に対するタイ国民からの認知向上にも期待した。
背番号は「49」シャドーでの起用を明言
起用法も明言した。チームが目指しているのは攻撃的サッカー。スピードとアジリティー(敏しょう性)が相手の脅威になると判断し、「シャドーが構想上、一番しっくりくる」と言い切った。
背番号は「49」。子どもの頃から「9」が自身のラッキーナンバーだという。スパチョークは「9がつく番号が49だけだった」と会場を沸かせた。愛称は家族からも呼ばれている「チェック」を希望し、日本語で「私の名前はチェックです。よろしくお願いします」とあいさつした。あとはピッチで躍動するだけだ。