ファイターズ
前日2失策の野村 汚名返上の4号ソロ
■日本ハム1ー3ロッテ(18日、札幌ドーム)
クイックに対応「差し込まれないように」
汚名返上の4号ソロ―。「4番・一塁」でスタメンに名を連ねた野村佑希内野手(21)が、5月10日のオリックス戦以来となる約1カ月ぶりのアーチを架けた。
万全の備えができていた。四回1死、カウント1―1からロッテ・ロメロのスライダーを左中間スタンドに放り込んだ。相手左腕はクイックモーションで投球フォームの「間」をずらしてきたが、「差し込まれないように」と、常にそのクイックモーションにタイミングを合わせていた。
前日17日の試合では2失策を犯し、胸の内には燃えるものがあった。「バットで取り返すのもそうですし、きょう(18日)ファーストだったんですけど、任されたポジションで確実にこなせるように、というのは意識してやってました」。すぐにやり返せる精神力も、主力として必要な能力だ。