コンサドーレ
MF高嶺 肉離れから復帰 悪い流れを断つ!
26日、札幌ドームでG大阪戦
北海道コンサドーレ札幌は26日、ホーム札幌ドームでG大阪と対戦する。右太もも裏肉離れのけがから復帰したMF高嶺朋樹(24)が、先発出場に意欲をみせている。守備と攻撃の歯車をかみ合わせ、18日に完敗した川崎戦からの立て直しを図る。
9人対9人のミニゲームに参加し、実戦の感覚を取り戻しつつある高嶺。5月14日の鹿島戦(カシマ)以来の出場を狙っている。「いつも通りではないですけど、(動きは)問題ないです。自分は出るつもり」と、右太もも裏肉離れからの復活をアピールした。
チームはリーグ戦で3連敗中。厳しい状況下にあるが「ビルドアップで自分が(相手を)1枚剥がして、前に余裕を持たせる。攻撃、守備とも、うまくいくようにやっていきたいです」と、献身的なプレーで連敗脱出を目指す。
若きゲームメーカーは次戦の相手、G大阪戦以降、勝利へ強い執着心を持って勝ち点3を奪いにいく。「チームの最終目標はACL出場。どの試合も負けてはいけないですし、負けが続いている分、毎回勝っていかなければならない。ガンバとか関係なく」と言い切る。基本である球際での対応や、走り抜くことなどプレーの質を上げることに集中している。
札幌は現在、リーグ11位。大量失点での敗戦が続き、得失点差はリーグワーストのマイナス14と際立っている。ここで連敗ムードを断ち切り、5月7日の京都戦以来、ホームで勝利を収め、後半戦での反撃ののろしを上げる。