ファイターズ
《BIGBOSS VOICE》投手の些細な変化「外から見ている僕たちが知らせる」
■日本ハム1-5ソフトバンク(24日、ペイペイドーム)
―5月の対戦で重盗成功。甲斐の頭の中にあったのでは
「どのチームにもあるんじゃない。一、三塁だったら来るだろうというね。そこで重盗をかけずに一塁走者をセカンドにやったり、そこも駆け引きしかない」
―上沢の投球は
「そういう日もありますよ。最初ね、ちょっとボールが変化球の時に高く浮いていたから。俺、ピッチャーのことは投げ方とかよく分からないんだけど、見ている中ではちょっと右足にタメがないかなと思って、上沢君のところに行って(伝えた)。やってみてと言ったらぽーんとすぐ良くなったから。いいバランスで投げたら、どんどん疲れも残さずに投げられる。今後ね。やっぱり投げている本人は分からないと思うから、外から見ている僕たちが知らせるというね」
―浅間の本塁打は、ビッグボスの助言通りに打ったと
「いやいや、彼本人の力ですよ。きょうバッティング(練習)の時に、気になったところを少しだけ、アドバイスしたらその通り打ったから。石井君にもアドバイスして、初回打ったでしょ。僕なりのアドバイス。フリーバッティングからやらそうと。うまく打った。彼らの能力があるからできること」
―清宮が胃腸炎に。明日以降は
「ちょっとおなかが痛い痛いということを聞いていたので、(一塁で)浅間君というのは考えていた。オーダーを組み立てる時点で。(一塁で出場した)浅間君はもう7年半くらいプレーしているというくらい、ファーストの守備がうまかったですよね。これがきっかけでレギュラーを取るかもしれない」
―22日の試合でサヨナラ弾を浴びた鈴木をすぐに登板させた
「この間のサヨナラ本塁打を忘れさせたくて。1人だけ行けば、安心かと、次につながると思ったので」