高校野球
クラークのWエースが快投! 春夏連続甲子園へ好発進
▽全国高校野球選手権北北海道大会空知支部予選 Aブロック準決勝 クラーク11ー1岩緑陵(30日、岩見沢市営)
空知支部のクラークは岩緑陵との初戦に臨み、山中麟翔(3年)と辻田旭輝(3年)のWエースが揃って快投。五回コールドで勝利し、春夏連続甲子園出場に向けて好発進した。
左腕・山中 貫禄の5者連続K
クラークの先発はWエースの一角、山中。「夏の開幕戦を投げさせてもらえて気合が入っていた」と、いきなり一回の先頭打者から5者連続奪三振。左腕がうなりを上げた。
三回には味方の失策からピンチとなり、先制点を許すも「仲間を助ける事ができなかったのは悔しかったけど、すぐ切り替えた」とエースの貫禄。その後は四回までピシャリと抑え、2安打1失点9奪三振で降板した。
右腕・辻田 左膝故障から復活
五回に登板したのは右腕エースの辻田。春に左膝を故障していたが、「完治した」とGOサインが出た。ブランクを感じさせない投球で、1回を3者凡退に抑えた。
打線は三回に打者一巡の猛攻を見せるなど、五回までに11得点。左右の両エースを中心に幸先の良いスタートを切った。