ファイターズ
石井が決勝適時三塁打「石井米、よろしくお願いします!」現地観戦の両親へ親孝行
■日本ハム2-1オリックス(1日、札幌ドーム)
ベンチ裏で「いつもありがとう」
最高の親孝行となった。0―0の二回2死一塁の場面で、石井一成内野手(28)が決勝の適時三塁打をマークした。
カウント1―1から143キロ直球を強振。打球は右中間を深々と破り、一走・近藤が悠々と本塁に生還した。「真っすぐを打ちにいって、いいところに飛んでくれた」と振り返った。
2017年9月3日のロッテ戦以来、本拠地・札幌ドームでは同年5月20日オリックス戦以来のお立ち台。「石井米、よろしくお願いします!」と、しっかり実家で作っている米を宣伝した。
実はこの日は両親が観戦に訪れていた。最高の活躍を見せ、ヒーローになることができた。「いつもありがとう。インタビューで言いたかったんですけど、恥ずかしいんで、ここで言います」とベンチ裏で照れながら、両親への言葉を紡いだ。