《BIGBOSS VOICE》支配下復帰の田中「雰囲気的に上沢君に似ている」
■日本ハム２－１オリックス（１日、札幌ドーム）
―（試合後、自ら）
「ホームで、なかなかいい勝ち方をするのに、なんでビジターに行くと変わるのかな。ちょっとそのへんは僕が勉強していきたいなと思います。上沢君はもう少しね、四死球がなければ、球数も減って、次の登板に生かせたんじゃないかなと思います」
―先発の上沢は粘りの投球だった
「内容的にはあまり良くなかったですね。最初から。ブルペンではむちゃくちゃ良かったと言っていたんですけど、マウンドに上がって何かバランスがおかしかったのかな」
―継投は堀、北山、石川直だった
「きょうは投手コーチにやってもらって。投手コーチも僕も勉強しながらのシーズンにしたいんで。投手コーチはこういうふうに考えているんだ。でも僕だったら、こうするけどな、という答え合わせをしながら。どんどんどんどんゲームを重ねて、ガッチリとした答え合わせができたらいいなと思います。きょうは僕の頭の中では、あそこの外国人、マッカーシーのところで堀君。打たれたからとかじゃなくて。そのへんは僕も意見を言うし、違うでしょとなったら僕も考える」
―打つ方は少ないチャンスを生かした
「安打２本。結果１本で１点、あとはエラーで２対１。面白いね。野球は。向こうは（安打を）９本打っている。少ないヒットで勝つときもあれば、むちゃくちゃ打っても勝てない時もある。あとは投手次第かな」
―四回無死二塁で松本剛にバント
「サイン、サイン。セーフティー。彼もね、ああいうゲーム展開だったので僕の方を見て、何かあるよと。答え合わせはできている。一発で決めてくれましたね」
―抑えは石川直か
「打者によって堀君なのか北山君なのか。でもちょっと北山君は六、七回の方が今のところいいかなと思う。試合前に映像を見たら、バッターの打ちやすいリズムで全員が投げているから、それは統一させようと思って。そりゃすごいボールを投げるならそれでいいんですけど、あのモイネロ君でも、工夫して投げている。そこをちょっと学んでほしいな。そういう歯がゆさはありますね。上沢君もクイックのスライダーとかカーブとか投げているんで。ああいうところはやらせようかなと、強く言っている」
―育成契約の田中が支配下登録された
「キャンプのときのブルペンを見たときに、若い番号にしたいなと思っていた。それで木田さんの方から『田中がいいですよ』と聞いて。映像を見て、すぐ投げさせたいなと」
―どんな活躍を
「１５０キロぐらい投げるんだよね。ただ、スピードというより、キレのある投球をしたり、（打者の）タイミングずらす方向でいってくれたらいいかな。背が高いですもんね。雰囲気的に上沢君に似ているかなとは思いました」
―柿木が登録抹消となった
「最初の登板のときは左肩が開かず、ベース寄りに向かって投げていたけど、この間見たらちょっと横振りになっていた。ああなってくると厳しい。見やすくなる」
