ファイターズ
「意識しちゃっていた」根本が2軍戦でノーノーあと2人
■イースタン 日本ハム2-0ヤクルト(5日、鎌ケ谷)
プロ最長8回⅓「真っ直ぐが走っていた」
高卒2年目の道産子左腕・根本悠楓(19)が、ノーヒットノーラン達成に迫った。九回1死まで無安打投球を継続。ベンチも盛り上がり、自身も「しっかり意識しちゃっていました」と狙いにいったが、武岡に右翼線への二塁打を許し、苦笑いでマウンドを降りた。
白老白翔中3年時、全国大会の決勝で完全試合を達成して以来の快挙を惜しくも逃した。それでも、プロ最長の8回1/3を投げて1安打無失点。「真っすぐが走っていた。スライダーもカーブもしっかり制球できてチェンジアップも効いていた」と胸を張った。持ち球を有効に使ってヤクルト打線を手玉に取り、1軍再昇格へ猛アピールした。