高校野球
春の王者・札第一 まさかの支部予選敗退
▽全国高校野球選手権南北海道大会 札幌支部Aブロック代表決定戦 札創成12-8札第一(5日、札幌円山)
田中佑主将1/3回で降板「チームに対して申し訳ない」
春の全道王者が南大会を前に屈した。一回に6点を奪ったが、主将でエースの田中佑弥投手(3年)がその裏、先頭から連続四球。さらに3本の安打と四球で5失点。わずか1死で降板した。「自分で流れを切ってしまったので、チームに対して申し訳ない」。試合後、田中佑は涙をこらえて空を見上げた。「いろんな人に支えられてここまで来た。苦しいことの方が多かったけど、チームメートに感謝したい」。最後まで主将として仲間を思いやった。