ファイターズ
2022/07/08 00:02

清宮 自身初の10号は同期・田中を援護弾!「瑛斗の日。打てて良かった」

清宮は二回、同期・田中を援護する先制10号ソロを放つ(撮影・富田茂樹)

■日本ハム7-1ロッテ(7日、ZOZOマリンスタジアム)

2戦連発でチーム最多タイ並んだ

 キャリアの中でも、印象に残るアーチをかけた。「5番・一塁」で先発した清宮幸太郎内野手(23)が二回、2試合連続となる10号ソロを放った。「うまく一発で捉えられた」と、ロッテの先発左腕・佐藤奨の高めに浮いてきたカーブを右翼席に叩き込んだ。

 チーム最多に並ぶ自身初の2桁弾となったが、それよりもドラフト同期・田中の先発デビューの試合で援護できたことがうれしかった。「きょうは瑛斗の日だったので、瑛斗に勝ちを付けるために打てて良かったです」と安堵した。

共闘誓う「ここから巻き返したい。2人で」

 田中は昨季まで2軍でも未勝利だった。苦しい時期が続いた右腕に対し「そろそろ勝つやろ~」と、常に励ましの言葉を送っていた。昨季の2軍戦では田中の勝利がついえた際に天を仰ぐなど、本人以上に悔しがる姿を見せていた。

 それだけに田中の初勝利をアシストできたことは、これ以上ない喜びとなった。「ずっとキツかったと思うので、本当(喜びも)ひとしおじゃないですか、きょうの勝利」と同期右腕を思いやった。そして「2人ともまだいい思いはしてこられなかったので、ここから巻き返したいと思います。2人で」と共闘を誓った。

願い事は「ホームラン30本」目標達成へ量産体勢

 七夕の日に放った一発。清宮の願い事がブレることはない。「ずっと『ホームラン30本』って言っているんで、それです」とキッパリ。7月は6試合で3本塁打と右肩上がりの曲線を描いている。20本、そして目標の30本へ向けて、量産体勢に入った。

【清宮幸太郎選手の記事一覧はこちら】

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい