《BIGBOSS VOICE》七夕勝利の田中「持ってるんじゃない?」
■日本ハム7-1ロッテ(7日、ZOZOマリンスタジアム)
―(試合後、自ら)
「(田中が)初(先発)登板でゲーム前に、野手のみんなが『今日はおれたちが点をたくさん取ってあげるから、思い切って投げろよ』みたいなことを言っていて、当たり前かもしれないけど、いいチームだなと思いました。で、実際に打ってくれてね。素晴らしかったです」
―田中の投球を振り返って
「フォアボールも少なかったし、2ボールから、スライダーでカウントをしっかり取れていたってところは、なかなか落ち着いていてね。しっかりストライク取っていたので、まあ根性座っているなっていうか」
―右肘の手術を乗り越えて、5年目で初勝利
「いや、おれ苦労しているの知らないから。肘やったんでしょ? そりゃありますって、野球選手は何だかんだ。でもそれで大きい番号になって。いいピッチングをしたいというよりも、たぶん残りたいっていう方が強いと思うので、ホッとしているんじゃないですかね。昨日も、しっかり寝れたみたいで」
―試合後は何と声を掛けた
「緊張しなかったの? 緊張しましたけど、何て言ってたかな。緊張はしましたけど、大丈夫です、みたいな。おれに緊張していたから(笑)。一番、うれしいでしょうね」
―七夕に勝利した
「七夕の日ですね、今日は。おれあんまそういうのはちょっと分かんないんですよね。でも、そういう縁起のいい日に田中くんが勝てたということは何かね、持っているんじゃないですか」
―清宮がプロ5年目で初めて2桁本塁打に到達した
「左ピッチャーはいいタイミングで打ちますね。ただもったいないのが、試合前に2ストライク追い込まれても、こういう(当てにいく)スイングは印象が良くない。追い込まれても彼はホームランバッターなので、初球の心構えで、空振りしても堂々と帰ってきなさい、当てにいくスイングは魅力ないよ、と伝えました。そしたら、やってました(笑)」