高校野球
北北海道大会50勝まであと1勝! 旭大高・広川主将「しっかり勝ち切って決めたい」
南・北北海道大会組み合わせ決定
全国高校野球選手権南・北北海道大会の組み合わせ抽選会が7日、札幌と旭川市内で行われた。14日から始まる北大会では、開幕日の第3試合で旭大高が同大会通算50勝を懸けて帯緑陽と激突する。節目の勝利で弾みをつけ、目標である「甲子園1勝」へ突き進む。
6大会連続25度目の北大会に臨む旭大高は、初戦の帯緑陽戦に勝利すると通算50勝に達する。抽選会に臨んだ広川稜太主将(3年)は「節目なので、しっかり勝ち切って決めたい。優勝への弾みになる」と意気込む。
昨夏の悔しさ晴らす
広川は昨夏も北大会を経験したが、準決勝で帯大谷に惜敗。「完全に球場の雰囲気にのまれた。自分のプレーが全くできなかった」と当時を振り返る。その悔しさをバネに、今大会は躍動するつもりだ。
3歳年上のいとこで同校OBでもある樋口唯斗さん(現・旭大)の影響で野球を始めた。小学生時代には、旭大高の野球部員も指導を行う「永ちび野球クラブ」で教わった縁がある。チームの柱となった広川主将は、甲子園での恩返しも思い描く。