コンサドーレ
小柏復帰即ゴールだ!10日ホーム鹿島戦で2カ月ぶり出場へ
チームの連敗2で止める
北海道コンサドーレ札幌は10日、ホーム札幌ドームで鹿島と対戦する。右太もも裏肉離れのけがから復帰したFW小柏剛(24)が、4月29日の湘南戦以来の出場へ気合十分だ。長期離脱した遅れを取り戻すべく、勝利に貢献し、チームの連敗を2で止める。
9日に24歳誕生日 サポーターから拍手で出迎え
9日に誕生日を迎えた小柏がピッチに姿を現すと、けがからの復帰を心待ちにしていたサポーターから拍手で迎えられ、24歳は照れ笑いを浮かべた。「リハビリ期間は長かった。ピッチに立って表現できる喜びをかみしめて、結果を出したい」と一刻も早くチームに貢献したい思いでいる。
離脱中に練習や試合の戦術を確認
今季は3月12日の横浜M戦で右足を痛めて離脱。その後、4月29日の湘南戦で一旦復帰したものの、試合中に痛みが再発した。チームはけが人続出で敗戦が続き、残留争い目前まで順位を落とす苦しい状況となっている。「チームの一員として責任を感じていた」と悔しがった。しかし、「(チームの)練習も試合の戦術も見ていた」とゲームの感覚は忘れないでいる。復帰後、早速の活躍に自信ありげの様子だった。
鹿島は自身にとって初の対戦となる。「タイトルを一番多くとっている素晴らしいチーム。〝うまい〟ではなく〝強い〟。厳しい戦いになる」と、現在2位に位置する鹿島の現況は十分に理解している。
札幌は現在14位。団子状態にあるリーグ「下位争い」をいち早く抜け出したいところだ。スピードスターが思い描くのはもちろん勝ち点3。1日遅れのバースデー弾を自らにプレゼント、そしてホームでの勝利をサポーターにプレゼントする。