■日本ハム７－２ソフトバンク（９日、ペイペイドーム）

　―（試合後自ら）
　「きのうは上沢君が１３３球？　きょうは（伊藤が）１３５球？　勝った、２球勝った（笑）。これで今度は上沢君が次に１４０球とか、１４５球とかいってくれたらすごくうれしいんですけどね。七回が終わり、パッと（伊藤を）見たら『行きます』と。次に見たら九回はバツと（笑）。頼もしいですね」

　―松本剛は今季１００安打に到達
　「早いねえ。今の時点で３割６分？　いやいやいや、おかしいやろ。すごいよ。これでホッとせずに。もちろん今の数字でもいいんだけど、３割２分６厘ぐらいで終わってくれたら最高じゃないですか。なかなかこれをキープしていくのは…。相手もオールスター明けにデータとかも研究をしてくると思う」

　―２点を追う展開で犠打。追いついてから五回はエンドランを選択した
　「きょうは最初に点数取られたので、いつも言ってるように１点ずつ、１点ずつ取りにいくつもりでいったんだけど、３度目（五回）はないかなと、向こうは考えたと思う。で、初球に低めの変化球が来ると思ったから１球待って、その後、取りに来たストライクをエンドランかけようと思った。うまいことハマりましたね。あとは最後（九回）の松本君のスチール。もう１点欲しかったから一か八か走らせてみようと思って。よく、一発で決めてくれましたね」

　―大きな勝利
　「きょうのポイントはレイ（ヌニエス）でしょ。あそこで外のフォークボールを待っていたのか、ちょっと分からないですけど、同点ホームラン。最初に点を取られて、ちょっとずつ点を取って（終盤は）ドーンと（突き放した）。先発投手が１３０球ぐらい投げるという。最高の試合でしたね。やっぱり気持ちいいですね、いつも言うけど、ファンがこれだけ入って。勝ち負け関係なしに選手たちもうれしい気持ちで思い切りできる。ファンのみんなにありがとうございましたと言いたいですね」