高校野球
クラーク4強一番乗り 148キロ右腕・辻田が6回10K
▽全国高校野球選手権北北海道大会準々決勝 クラーク5ー0岩東(16日、旭川スタルヒン)
初の春夏連続甲子園を狙うクラークは、左右のWエースの一人、最速148キロ右腕・辻田旭輝投手(3年)が先発。「球が走り、伸びもよかった」。右手中指の皮が破れ、6回を投げ切り降板したが10奪三振、被安打2、与四球1と好投した。
初出場だった選抜甲子園。九州国際大付戦で、8回1/3を投げて11奪三振。延長で敗れたが、全国にその名を知らしめた。13日の公式練習後、帽子のつばの内側に「甲子園で一笑」と記した。「甲子園で笑って終われるように」。その挑戦権を手にするまで腕を振るう。