ファイターズ
浅間 先制二塁打でチーム28回ぶりの得点
■日本ハム3-5オリックス(22日、京セラドーム)
リードオフマンが2本の長打で打線をけん引した。「1番・中堅」で先発した浅間は五回2死二塁の第3打席で三塁線を破る先制の適時二塁打。チーム28イニングぶりの得点となった。「大海(伊藤)に先制点をプレゼントできてよかったです」と喜んだ。
相手先発・山崎颯にカウント1―2と追い込まれながら、150キロの外角直球を華麗に流し打った。「初球のファウルで腹斜筋が足りていない感覚があったので、より一層、腹斜筋を意識して打ちました」。独特の感覚に基づいて打席内で微調整を行い、結果につなげた。
三回2死の第2打席では右翼フェンス直撃の三塁打でチャンスメーク。得点にはつながらなかったが、敗戦の中で輝きを放った。出場した直近5試合は19打数2安打と調子を落としていたが、この日はチームただ一人の複数安打を記録し、復調の兆しを見せた。シーズンは残り31試合。右肩上がりでフィニッシュしてみせる。