ファイターズ
気迫の投球!池田が5回2失点好投も暴投猛省「狙いすぎて叩きつけてしまった」
■日本ハム1-5西武(18日、札幌ドーム)
久々本拠地で何度も吠えた「タイミングずらしながら投げることできた」
気迫のこもった投球は報われなかった。今季2度目の先発となった池田隆英投手(27)が5回69球を投げて4安打2失点(自責1)で2敗目を喫した。
昨年6月12日のDeNA戦以来となる札幌ドームでの登板。アウトを取るたびに雄たけびを上げ、感情をあらわにした。三回までは、ほぼ完璧な投球だった。出した走者は味方失策による1人のみ。しかし、1点リードの四回に落とし穴が待っていた。
先頭・愛斗の左前打、森の右翼線二塁打で無死二、三塁のピンチ。4番の山川は遊ゴロに打ち取ったが、続く外崎の打席で暴投により同点。さらに2死三塁からジャンセンの左翼への打球を近藤が捕球しきれず、適時失策となって勝ち越しを許した。
「狙いすぎて叩きつけてしまったワイルドピッチが反省点です」と悔やんだが、前回登板に続いてテンポの良い投球を披露したのは事実。「タイミングをずらしながら、投げることはできたと思います」と手応えも口にした。
チームはエースの上沢が右足中指を骨折、加藤が新型コロナウイルス感染で離脱している。先発陣の台所事情が苦しい中、池田にかかる期待は大きい。