ファイターズ
2勝目のチャンスをモノにする! 19歳根本が20日に急きょ先発
苫中央高出身でプロ2年目の日本ハム・根本悠楓投手(19)が20日、オリックス戦(京セラドーム)に先発する。コロナ禍の影響で、急きょ巡ってきた登板機会。今年4月にプロ初先発を果たした同球場で、成長した姿を見せる。
先発陣の離脱者続出で出番
急きょ出番が回ってきた高卒2年目の道産子左腕は淡々としていた。6月9日のDeNA戦以来となる先発に向けて、根本は「プレッシャーは特に感じていなくて、チャンスだと思って、しっかりいいピッチングできればいい」と語った。
重圧はないが、リベンジには燃えている。プロ初先発となった4月1日のオリックス戦(京セラドーム)では制球に苦しみ、四回途中4安打1失点。「初先発の時はここで投げて5回もたなかったので、前回よりいいピッチングできるように頑張りたい」と意気込む。
「安定していつも通り投げられるようになった」
プロ初先発の時に比べれば、大きな成長を遂げた。5月29日の巨人戦(札幌ドーム)で、プロ初勝利をマーク。今月5日のヤクルトとの2軍戦では九回1死まで無安打投球を継続した。「最初の方はだいぶコントロールを乱していたんですけど、安定していつも通り投げられるようになった」と実感している。
エースの上沢、加藤の2本柱が離脱を強いられ、先発陣の台所事情は苦しい。ブレークの兆しを見せている19歳が、チームの救世主となる。