高校野球
大会新! 札大谷22安打大爆発 北海に19-0完勝
▽全国高校野球選手権南北海道大会準々決勝 札大谷19ー0北海(20日、札幌円山)
札大谷は、南大会記録となる22安打の猛攻で、春の支部決勝で敗れた北海を七回コールドで撃破した。
4安打3打点の飯田「春に負けた北海に勝ててうれしい」
札大谷の猛爆打線が、2年連続甲子園を狙う北海を打ち砕いた。大会新の22安打中、本塁打を含む長打が11本。二塁打2本を含む4安打3打点の1番・飯田星哉三塁手(3年)は「春に負けた北海に勝ててうれしい」とリベンジ成功を喜んだ。
出塁率の高さを買われ、春2番から夏はリードオフマンを任される。「春は熊谷君を打てずに苦しんだ。負けてから打撃練習でバットを短く持って、絶対にあの球を打つとやってきて、その成果が出た」と会心の勝利に頬を緩めた。
兄・柊哉さん(札大谷大3年)は、2018年の神宮大会初出場初制覇、さらに翌春の選抜甲子園初勝利時の正捕手。甲子園は現地で応援した。5年ぶり2度目の準決勝。「打ち負けないように1球に集中していきたい」。今度は初めての夏の甲子園に兄を連れて行く番だ。