夏季スポーツ
冬までに全国との差埋める 道文教大付インターハイ1回戦敗退
▽全国高校総体女子サッカー 道文教大付0-5AICJ(26日、徳島・鳴門・大塚スポーツパーク第二陸上競技場ほか)
女子サッカーで3年ぶりの出場となった道文教大付は、1回戦でAICJ(広島)と対戦し、0―5で敗れた。現メンバーにとっては初めての舞台。序盤から動きが硬く、前半から試合の主導権を握られた。全国で学んだことは冬の選手権までに改善し、全国大会でリベンジすると誓った。
3年ぶり出場も5失点完敗
プラン通りにいかなかった。前半は無失点で抑えようと話していたが、道文教大付は全員が全国総体初経験。試合開始から動きが硬く、相手のパスワークにはペースを乱された。同10分、ファウルで与えたエリア付近のFKから直接ゴールを決められた。相手に主導権を握られ、前半だけで3失点してしまった。
後半は相手陣地でプレーすることが多くなり、得点を匂わすシーンもあったが、最後まで得点は決められなかった。主将のDF中島智香(3年)は「全国のレベルは高かった。個人の力で負けていた」と振り返った。
目標のベスト8は果たせなかったが、収穫は得た。「(相手の)体の強さとディフェンスでのボールを奪い取る気持ちは参考にしたい」
次の照準は全国選手権。フィジカル、プレーの質を全国レベルに引き上げ、再びトライする。