コンサドーレ
調子は「試合で100%に」 MFルーカス30日名古屋戦で復活だ
■28日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は11対11のミニゲームなど戦術練習を行った。主力組に入ったMFルーカス・フェルナンデス(28)は30日のホーム名古屋戦(札幌厚別公園競技場)でリーグでは5月29日の神戸戦以来の出場を狙う。6月20日に右足関節三角骨障害で手術を行い、今月16日にようやく完全合流。いち早く本調子を取り戻し、低迷するチームを救いたい。
6月に右足手術し16日に完全合流
リーグ屈指のドリブラー・ルーカスがミニゲームで主力組に入り、積極的にゴールを狙うなど復活をアピールした。
フィジカル面はまだ本調子ではないが、「もう少し。試合に出たときに100%になると思う」と、30日に札幌厚別で行われる名古屋戦での完全復活を狙う。
離脱中は「チームが苦しいときに共に戦うことができなかった」と歯がゆい期間を過ごした。いち早くピッチ上で大暴れし、たまったうっぷんを晴らしたい。
チームは下位から抜け出せない厳しい状況が続いている。これから迎える3試合は名古屋、湘南、神戸と順位が近い相手。絶対に落としたくない対戦に、「一人一人の力を発揮しなければならない。一つ勝てばチームの自信になる」と語った。
後半戦のスタートダッシュは逃したが、混戦のリーグでは、まだまだ上位浮上への望みはある。今季開幕戦でゴールを決めた背番号7が、後半戦仕切り直しの1発を決めてチームを勢いづかせる。