コンサドーレ
ミシャの宿題「6試合で勝ち点12」宮沢主将が聖地・厚別から巻き返しを誓う 30日名古屋戦
■29日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は30日、ホーム厚別公園競技場で名古屋と対戦する。主将・MF宮沢裕樹(33)がセンターバックでの先発出場が濃厚だ。ミハイロ・ペトロビッチ監督(64)から「6試合で勝ち点12」のノルマを課せられた主将は、聖地・厚別のピッチでチームを鼓舞し、下位からの浮上へ弾みをつける勝利を目指す。
素早いカウンター警戒「不用意なロストを無くす」
ペトロビッチ監督から課せられたノルマ「6試合で勝ち点12」。〝6番勝負〟の初戦となる名古屋戦で勝利を収め、弾みをつけてノルマ達成を目指す。
主将のMF宮沢は低迷脱出に向け、「最初のゲームが重要。今後はホームで多く戦える。粘り強く戦い、しっかり勝ち点を取っていきたい」と意気込む。
前回の名古屋戦はアウェーながら2―0で勝利している。主将自ら頭でゴールを決め、クラブJ1通算100勝の節目も飾った。ただ、一筋縄ではいかない。前線にスピードのある選手が多く、素早いカウンターには注意が必要だ。「リスク管理をしっかりして、自分たちがボールを保持していき、不用意なロストを無くすことが重要」と対策を口にした。
7戦ぶりにセンターバックで出場「いつも通りやるだけ」
センターバックとしては7試合ぶりの先発出場が濃厚。ここ最近はボランチでの出場機会が多かったが「いつも通りやるだけ。やることは変わらない」とキッパリと言い切る。
〝夏の宿題〟を与えられたチームを引っ張る、札幌一筋の男・宮沢は最後方でイレブンを鼓舞する。勝利で勝ち点を積み重ね、きっちりと指揮官に宿題の答えを提出するつもりだ。