■日本ハム２－１楽天（２９日、楽天生命パーク）

　―久しぶりのベンチでの指揮だった
　「楽しいゲームにしたいという気持ちが強いから。最初に１点取られても、１点ずつ取りにいけば逆転できて。あとは、抑えを北山君と北浦君でいくということを試合前から言っていた。その前は久々に宮西君が帰ってきてくれて。打たれていいからテンポよく、バッターが構える前ぐらいに投げる（イメージで）。今までにない投球術というのをやってみて、と言ったらやってくれて。あの無失点がむちゃくちゃデカかったですね」

　―後半戦の初戦を勝利で飾った
　「こういうゲームを常にやっていけて、楽しいゲームを見せていったら、意外と混戦しているところに加わって。ガンって一気に抜いていけたら、むちゃくちゃ面白いかな。ドラマ的には最高ですよね」

　―北浦は抑えとして期待しているか
　「そうね。面白い。まあまあ、メンタル的なものが強いかな。まだ経験も浅いしね。テクニックをつかめそうな選手というのは思っていた。堀くんがああいう状態（コロナ）になったから。基本は、経験ある堀くんでいこうとは思っていて。帰ってきたら北山くん、北浦くんと３人で、やっても面白いかなと。井口くんは安定感ありますよね。面白い存在になってきますよ。勝ちゲームで」

　―左打者に右の井口を当てた
　「あまり関係ないですよね。何で左バッターに対して左ピッチャーなのかと、ずっと思っていた。オレの考えがあるので。結局こうやって、抑えているのだから。正解は正解」

　―六回の一、三塁。相手が警戒している
　「すごい。その警戒との勝負だもんね。逆にそういうふうなことを相手チームがやってきた時に、こっちは有利。そういう考えを持っているから。まあ結局は一、三塁はラスベガスのバカラしているみたいな。そんな感じですよね」

　―３０日は育成から支配下になった田中が先発
　「（日本ハム打線が）ドーンと点を取れるとは思ってないから、３ー２ぐらいで。３ー２ゲームだな。相手の先発は誰？」

　―楽天は田中将が先発
　「じゃあ２ー１かな」