大学・社会人野球
ホクレン旗少年野球が3年ぶりに開催 東札幌ジャイアンツ8強進出
■ホクレン旗争奪北海道少年軟式野球選手権大会 第1日(30日、札幌麻生ほか)
3年ぶり開催に全道各地から23チームが出場。1、2回戦15試合が行われ8強が出揃った。2回戦から登場した、石狩支部・東札幌ジャイアンツは2―0で渡島支部・上磯有川に快勝。31日の準々決勝では、初の4強入りを狙う。
先発・佐賀5回0封 被安打わずか2でエースの貫禄示した
東札幌が上磯有川との接戦を制した。先発したエース左腕・佐賀水輝投手(6年)が5回を投げ、被安打2、無失点の好投。「打たせて取ることができ、球数も少なく済んだ」と、胸を張った。
今季は好調だ。7月に札幌市内の大会で優勝。4番の佐賀投手と、主将で捕手や投手も務める佐井悠真(6年)が投打の軸だ。就任6年目の有原稔監督(69)は「苦しい試合でしたけど、2人を中心にみんなが頑張ってくれた」とねぎらった。
佐賀は小1、2年時は硬式の札幌豊平リトルに所属したが、なかなか人数が揃わず現在のチームに移籍した。昨季は腰を痛め、登板はほぼなし。この春2年ぶりにマウンドに立った。「絶対に全道優勝で終わりたい」と、31日に初の4強入りをかけた準々決勝を〝通過点〟に、道内で頂点に立ってみせる。