ファイターズ
31日先発・根本が2勝目へ全力投球誓う カーブ有効活用で犬鷲打線封じる!
日本ハムの根本悠楓投手(19)が31日、楽天生命パークで行われる楽天戦に先発する。上沢直之投手(28)が右足を骨折し、加藤貴之投手(30)が新型コロナウイルス陽性判定を受けた。大黒柱不在の中で抜てきされた高卒2年目左腕は2勝目を懸け、腕を振る。
伊藤大海先輩の投球手本に「コントロール大事」
今季5度目の先発となる。ここまでは、走者を背負っても大崩れすることはなく、1勝2敗、防御率3.32の成績を残している。後半戦最初のカードで登板機会を得た根本は「今、自分の持っている力を出すしかない。まだ余裕を持って投げるなんてできないので、全力でやっていきたい」と気迫を込めた。
前回登板した20日のオリックス戦(京セラドーム)は5回2失点に抑えたが、打線の援護がなく、黒星を喫した。内容は及第点も、四球でピンチを招いたことが反省点で「真っすぐのバラつきが多かったので、少なくしようと練習してきました」と課題の修正に時間を割いた。
球宴は同じ道産子の先輩が強く印象に残った。「やっぱり(伊藤)大海さんのスローカーブですね」と計測不能だった球を引き合いに出し「あそこまでのスローカーブは投げないですけど、しっかりストライクを取っていた。コントロールは大事かなと思います」と再確認。自らもカーブを有効活用し、楽天打線を封じ込める。