ファイターズ
2022/08/01 23:30

清宮「久々に栗山監督と野球ができて良かった」 プロアマ記念試合で再び師弟関係に

五回1死、サードゴロに倒れ、ベンチで汗をぬぐう清宮(左)

■野球伝来150年「プロアマ記念試合」 U―23NPB選抜8-6大学・社会人選抜(1日、明治神宮球場)

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が1日、侍ジャパンの栗山英樹監督(61)率いるU―23NPB選抜の一員として、大学・社会人選抜との野球伝来150年「プロアマ記念試合」(明治神宮球場)に「4番・一塁」でフル出場した。4打数無安打も、昨季まで日本ハムを指揮した栗山監督と再び共闘し、さらなる飛躍へ気持ちを新たにした。試合は8―6でNPB選抜が勝利した。

 結果は出なかったが、また一つ貴重な財産を得た。清宮は栗山監督の下、U―23NPB選抜の4番でフル出場。4打数無安打に終わるも「久々に栗山監督と野球ができて良かったです」と前向きに振り返った。

 一回2死で迎えた第1打席は、青山(亜大)の初球を打ちにいくも、一飛に倒れた。三回1死一塁の第2打席は佐藤(ヤマハ)に3球三振。五回の第3打席は信越硬式野球クラブの工藤稜太投手(23、東海大札幌出)と対戦し三ゴロ。六回の第4打席は権田(TDK)を相手に粘ったが、9球目で一ゴロに打ち取られた。

4の0も栗山監督「幸太郎はまだまだこんなもんじゃない」

 同学年の安田(ロッテ)、中村(広島)らとともに戦い、「同年代のメンバーと一緒にやれて楽しかった」と刺激を受けた。昨季まで日本ハムで指揮を執っていた栗山監督からは「幸太郎はまだまだこんなもんじゃない」と激励の言葉をもらった。

 2日は旭川に移動し、ソフトバンク戦に臨む。7月31日は仙台で楽天戦に出場しており、休みなしのハードスケジュールだが、「やるしかない」ときっぱり。選抜での経験を、今後はチームに還元していく。

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