ファイターズ
近藤 同期・上沢援護のテラス弾 難攻不落モイネロ攻略
■日本ハム4-1ソフトバンク(24日、ペイペイドーム)
高卒同期のエースを勇気づける一発となった。1点リードの八回2死。マウンドに上がっていたのは難攻不落の左腕・モイネロだったが、近藤はフルカウントから153キロ直球を一閃。甲高い打球音を残し、そのまま右中間のホームランテラスに着弾した。6月1日の広島戦以来となる久しぶりの8号ソロは「2アウトでしたし、長打は少しイメージしながら」と狙い通りの一撃だった。
七回まで1―0と、神経をすり減らしながら投げていた上沢にとっても大きな1点となった。頼もしい4番は「上沢が1―0の緊迫した場面で踏ん張ってましたし、追加点を取れたのも大きかった。(八回裏に)取られた後も優心(清水)がホームラン。もう少し早く取れれば良かったですけど、効果的な攻撃だったかな」と胸を張った。
(十島功)