■日本ハム５－１ソフトバンク（３日、札幌ドーム）

７月９日に右足蜂窩織炎、２０日にはコロナ陽性

　復活ののろしを上げた。アリスメンディ・アルカンタラ内野手（３０）が３日、６月１７日のロッテ戦（札幌ドーム）以来、１カ月半ぶりとなる一発をかっ飛ばした。

　６月下旬から安打が出ていなかった。７月９日に右足蜂窩織炎（ほうかしきえん）の診断を受けて治療に入り、２０日には新型コロナウイルス陽性判定を受けた。療養期間を経て、この日が復帰初戦だった。

　２点リードの四回２死。東浜の直球を振り抜き、右中間スタンドへ運んだ。１７打席ぶりの安打が、１１号ソロ弾。ベンチに戻ると仲間から祝福され「シンプルだね。打てるボールに良いスイングをする。それだけ。シンプル！」と、広報を通じて喜びのコメントを寄せた。