大学・社会人野球
リトルシニア日本選手権 札幌大谷が猛打で初の8強進出 姫路西にコールド勝ち
■リトルシニア日本選手権 第3日(4日、神宮球場ほか)
▽3回戦 札幌大谷14ー0姫路西(関西連盟)
五十嵐監督「不思議な力が働いている」
破竹の快進撃だ。札幌大谷シニアが3回戦で姫路西(関西連盟)と対戦し、14―0で四回コールド勝ち。先発全員安打の猛攻で初の8強進出を果たした。五十嵐友次郎監督(50)は「不思議な力が働いています。子供たちは神宮球場でプレーできる喜びで、思い切ってできたのかな」と声を弾ませた。
2日から3連戦目。2回戦まで三塁で出場の中村聖太(3年)が今大会初めて先発登板した。「少し疲れがあったけど、気にせずに投げられた」と二回まで無失点。三回に1死から2連打され、得点圏に走者を背負ったが、連続三振で切り抜けた。打っては1点リードの一回2死一、二塁で、しぶとく中前へ落ちる適時打を放った。
雨の影響で5日の準々決勝は順延。「疲れも取れて、6日もいい状態で臨める」。天気も味方につけた札幌大谷が、道勢初の頂点に、また一歩近づいた。