ゴルフ
2022/08/05 23:50

女子ゴルフ北海道meijiカップ 最年少13歳根田 堂々76デビュー

16番、力強いティーショットを放つ根田(撮影・井上浩明)

■女子ゴルフ北海道meijiカップ 第1日(5日、札幌国際CC島松コース、6557ヤード=パー72)

プロトーナメント初参戦で80位発進「憧れの申に近づきたい」

 有観客で3年ぶりに開幕。7月にアメリカで行われたIMGA世界ジュニアゴルフ選手権女子13―14歳の部で2度目の優勝を果たしたアマチュアの根田うの(北広島大曲中2年)が、主催者推薦でプロトーナメントに初出場。プロ顔負けの飛距離を武器に、アウト38、イン38の76。80位タイで記念すべき初日を終えた。

 今大会最年少、13歳のジュニア世界チャンピオンが、地元・北広島で行われたプロの舞台で〝デビュー〟を果たした。「憧れの申ジエ選手と回れて楽しかったです。100ヤード以内が自分との差。ちょっとでも近づきたい」と、元世界女王のプレーにくぎ付けになった。

 今回は父・聡さん(50)に初めてキャディを務めてもらい、二人で協力しながらコース攻略に挑んだ。試合前には「毎日、アンダーパーで回りたい」と目標を掲げたが、ジュニアと比べ難解なコース設定に苦戦した。

 それでも全てが収穫だ。13歳ながら身長は170.4センチ。「自分の強み」というドライバーの飛距離は240~250ヤードと、プロの中に入ってもひけは取らない。6日は予選最終日。プロと回れる貴重な機会を将来への糧とする。

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