高校野球
札大谷の4番・郡山は甲子園で初アーチ熱望「打ってみたいなあ」
一塁コンバートの悔しさバネに1日500スイング
4番・郡山遥翔一塁手(3年)が「1本打ってみたいなあ」と、甲子園での公式戦初アーチを思い描いた。春までは捕手。打撃に専念するため、一塁手へ配置転換された。下級生にポジションを奪われた格好になり少なからず落ち込んだが、「夏は絶対に出たい」と部活から帰宅後に自ら1日500スイングを課した。初めての一塁守備も五十嵐大部長(35)につきっきりで指導を受け、短期間で上達。初陣初勝利の立役者になる。
◆開会式で入場行進した札大谷・浜野櫂主将(3年) 「拍手に包まれながら入場行進ができてとてもうれしかった。せっかく出場するからには楽しんで、全力でプレーしたい。あらためて甲子園はすごい数の人がいた。この中で試合ができると思うと楽しみ」