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女子ゴルフ 小祝が地元初Vへ4打差射程
■女子ゴルフ・北海道meijiカップ 第2日(6日、札幌国際CC島松コース、6557ヤード=パー72)
風にも負けず―。首位と4打差で出た小祝さくら(24、ニトリ)が最大5メートルの強風の中、3バーディー、2ボギーの71。自身初の地元V、さらには史上初の道産子道内2大会連続優勝へ、首位を4打差の射程圏に捉えて最終日を迎える。予選2日間を終え、道勢11人中5人が、7日の決勝ラウンドへ駒を進めた。
上位陣は強風でスコア伸び悩み
コース脇の木々が大きく傾くほどの強い風で上位陣のスコアが伸び悩む中、小祝が優勝戦線に踏みとどまった。「方向性も合っていなくて、100ヤード以内も1ピン以内につけられなかった」。初日から牙をむく難コースに手を焼きながら、4打差のまま最終日に挑む。
2日間でバーディーは5度。チャンスがあるパー5ではまだ出ていないが、この日の11番パー4では、残り160ヤードのラフから2打目をピンそば2メートルにピタリとつけてバーディー。12番から連続ボギーでスコアを落としたが、15番で再び1打戻してホールアウトした。
今大会は4度目の挑戦。最終日に首位と4打差は過去最少だ。「風次第ですけど、3アンダー以上でプレーしたい」。2週間前に菊地絵理香(34)が24年ぶりの地元優勝を達成。今度は小祝が今季2勝目、黄金世代では国内最多のツアー8勝目を、生まれ故郷で飾ってみせる。