高校野球
旭大高が下馬評覆す! 10日強豪・大阪桐蔭戦制し大金星だ
広川主将「今まで以上の力発揮する」
最強の相手、大阪桐蔭に挑む! 3年ぶり10度目の甲子園出場の旭大高は9日、兵庫県伊丹市で練習を行い優勝候補との1回戦に備えた。
練習を見守った端場雅治監督(53)は「選手たちの動きは良かった。緊張した様子もなく、いつも通り」と評価した。試合展開は「(相手は)力のあるチーム。自分たちのできることが100%でき、一つのミスも無く終盤まで試合を運べればいい試合ができると思う」と青写真を描く。
主将の広川稜太(3年)は目標にしていた甲子園に、「気持ちが高ぶっている。大阪桐蔭に勝つと注目される。今まで以上の力を発揮して勝利したい」と気合を入れ、春の選抜優勝校相手にも臆する様子はない。
北大会から約1カ月は個々のレベルの向上に取り組んだ。強豪対策に犠打練習などを自主的に行い、やれることはやった。端場監督は「多くの人が、うちが勝つとは思っていない。卒業生や応援してくれる方のために勝ち、世間の予想を覆したい」と全国の高校野球ファンの〝色眼鏡〟を外させる思いでいる。