《BIGBOSS VOICE》ここから41連勝。不可能はないでしょ。気持ちはね
■日本ハム5-3西武(9日、札幌ドーム)
―九回はバント、エンドランの選択肢はあったか
「あの回はサインなし。全部なし。こういうところで、打って勝ってみろと。弱気になったわけじゃないよ。その前に(スクイズやエンドランを)失敗したからとか、そんなことないから。なんか雰囲気的に打ちそうだなと」
―コロナ明けの選手が活躍した
「野村君も上川畑君もやっぱりね。今までの経験。開幕してからの経験がある。打席の中でどっしり感があるしね。なんかやってくれそうな雰囲気がめちゃくちゃありますよね」
―上川畑は相手が嫌がるような適時打
「そうね。むちゃくちゃむかつくでしょうね。あのポテンヒット。まあ欲を言えば、あのセーフティースクイズ。一発で決めていたら、うわー、さすがと。頼りになるなと」
―上川畑はベンチスタートだった
「上川畑君が帰ってきても僕がショートでやったろうという中島君の気持ちが見たくて。あした(10日)はショート、上川畑君かな。こういうところで打てば、ゲームに出られるんですよ。きょう中島君が2本、いい打撃をしていたらもう一回、中島君でいっていた。こういう争いは、僕が見ていて楽しいし。チームがもっともっと強くなるポイントだと思う」
―先発の伊藤は粘った
「八回にもう一回、行かせてください、ということを言われて。どうしようかな、と思ったけど、行ってもらおうということで。良かったんじゃないですか。負けが消えて。一つの反省点になったと思うし。あれだけ投げたら、思い切り腕を振ったとしても疲れますよね。行きたいという気持ちは伝わったので。いや、諦めない。こういうチームをつくっていきたいとずっと思ってきたから。素晴らしかったですね」
―九回、山川は勝負
「勝負、うん。いいんですよ、あれで。守備のチャージはちょっとかけられないかな。その前にいい打球を飛ばしていたから。打ち損じかな、彼からしたら。でも意外と3、4、5番の名のある選手のときに勝負したいタイプで。例えば、その日調子がいい7、8、9番のときに歩かせようという。それは勘ピューターしかないですけど。嫌な予感がしたら歩かせるし。成長させたいと思ったら、打たれてもいいから勝負させるし。そうしたら打たれた、だけの問題」
―理想的な試合か
「これがピッチャーとバッターがかみ合ったというゲームだし、チームになってきていると思う。ここから41連勝。不可能はないでしょ。気持ちはね」
―古川裕が初打点
「彼、いいバッティングをしていますよね。セーフティーもうまいことやってくれましたし、小技もできる選手」
―渡辺が抹消。2軍に
「試合の結果どうこうより、セカンドのノックでポロポロポロポロしているようじゃ試合でやっぱり、しますからね。練習でしっかり10球中10球さばく。プロなんだから。練習からしておいてほしいですよね」