ファイターズ
サブマリン転向の鈴木が11日にプロ初先発「いきなり1軍で先発するとは」
クイック、サイド織り交ぜた幻惑投法「いろんなことをやっていきたい」
今季から下手投げに転向した鈴木健矢投手(24)が、11日の西武戦(札幌ドーム)でプロ初先発に臨む。2軍戦で先発し、2イニングを投げたことはあるが、本格的な先発登板となれば、社会人・ENEOSで3年目だった2018年までさかのぼる。
7月15日に2軍降格した際、先発起用の意向は伝えられていた。しかし、コロナ禍で2軍戦は軒並み中止となった。実戦で先発する機会に恵まれなかったこともあり、「いきなり1軍で先発するとは思わなかった」と驚きを隠さない。
それでも「やれることはたぶん変わらない。クイック(モーション)を交ぜたり、横で投げたり、いろんなことをやっていきたい」。持ち前の幻惑投法で山賊狩りに挑む。