ファイターズ
今川「『執念』振り絞り出したぜ」途中出場で価値ある同点打
■日本ハム2-2西武(10日、札幌ドーム)
六回の守備から途中出場した今川優馬外野手(25)が1点ビハインドで迎えた七回2死一、二塁の好機で、同点の適時二塁打をマーク。詰まった飛球が右翼手・愛斗のグラブに触れながらギリギリで落ちた。「スタメンから外れて、すげぇ悔しかったんですけど、『執念』振り絞り出したぜ」。人さし指を立てる〝執念ポーズ〟の絵文字付きで、球団を通じてコメントした。
サヨナラ狙って積極走塁
2ー2の延長十回には無死から四球で出塁し、1死後に中島の内野ゴロの間に二進。2死二塁で上川畑が二塁への内野安打を放ち、外崎が打球をこぼす間に、果敢に本塁へ突入した。際どいタイミングだったが、判定はアウト。ビッグボスのリクエストでも覆らず、試合はそのまま引き分けに終わった。それでも、道産子がハツラツとしたプレーで最後まで札幌ドームを盛り上げた。