ファイターズ
《ハム番24時》8月11日
練習中、清宮が源田の元に向かった。なにやら言葉を交わしていたが、2人の表情はにこやかだった。10日の試合、八回に二塁ベース上で交錯。清宮のスライディングが危険と判断されていた。
気になっていたのは、ビッグボスの見解だ。一夜明け、報道陣に明かした。「足がベースを越えてしまったら、審判の判断になる。危険とは思えなかったけど、ルールがある。そうならないように練習してもらう」
もちろん、清宮の心情は理解している。「必死ですからね。セーフになりたいという気持ちで(スライディングが)近くなる。でもけがとか考えて、作ったルールなので(守らないと)」。選手のガッツをくみ取りつつ、規則は重んじる。それが答えだった。