ファイターズ
「新しい道が開いた」プロ初先発の鈴木が力投!七回途中2失点
■日本ハム3ー2西武(11日、札幌ドーム)
3年目の下手投げ右腕が強烈なインパクト
〝大化け〟を予感させる快投だ。下手投げの3年目右腕・鈴木健矢(24)がプロ初先発で自己最長の6回1/3を投げ、8安打を浴びながらも2失点。白星こそ逃したが、強烈なインパクトを残し「自分自身でも七回途中までいけると思っていなかった。本当に自信になるし、次回につながる」と胸を張った。
一回に長打2本で先制されたが、その後は強打の西武打線を翻弄。130キロ前後の直球と90キロ台のカーブで緩急をつけ、走者を背負っても決定打を許さなかった。
今春のキャンプで新庄ビッグボスに勧められ、サイドからアンダースローに転向した。「先発という新しい道も開いてきている。ビッグボスの起用に、僕は従う」。指揮官を信頼し、これからも下から腕を振り続ける覚悟だ。