日本ハム・根本悠楓投手（１９）が１６日、楽天戦（札幌ドーム）に先発する。プロ２年目の目標に掲げている「３勝」まであと１勝。白老町出身の道産子左腕が、自分に課したミッションクリアを目指す。

中８日でも「不安はない」

　１３日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）が台風接近のため中止。先発ローテーションが再編され、根本にとって約２カ月ぶりの本拠地登板が巡ってきた。「楽しみです」とはにかみつつ「中８日くらい（登板）間が空きますけど不安はないです」と力強く語った。

　プロ２年目の今季は、シーズン前から「３勝」と謙虚な目標を掲げてきた。ここまで８試合に登板し、２勝２敗、防御率２.８７の成績を残しており「３勝と決めて（ちょうど）いいくらいの目標だった」。さらなる上積みも期待されるが「とりあえずあと１勝、頑張ります」とぶれない。

　前回登板７日のオリックス戦（京セラドーム）では、新庄監督から「ホームラン競争みたいにストライクを投げろ」と助言を受けて実践。自己最長となる６回２／３を投げて１失点と好投し、２勝目をマークした。

　「気持ち的にも楽になりました」と飛躍のきっかけをつかんだ。久しぶりに立つ故郷のマウンドでも、ストライク先行でどんどん勝負する。