《BIGBOSS VOICE》清宮の打席前のオラオラ感「俺を見ろ感、それ大事」
■日本ハム1-2楽天(16日、札幌ドーム)
―1点差で競り負けた
「(楽天には)なんか勝てんね。全然、歯が立たないわけじゃないのに、なんか勝てんね。なんだろう。やっぱ強いっていうことですよね。なんか方法を考えないと」
―根本がプロ最長の7回⅓2失点と好投した
「最初の方はちょっとストライク先行じゃなかったけど、後の方からストライク先行で良かったと思います。成長したかなっていう感じです」
―降板は球数的に
「そう。八回投げて105球。で、吉田君一人、北浦君を一人のつもりだったんですけど、あれもちょっと同点の場面の意識で一人一人、あれもね、勉強のために投げさせて」
―左で吉田、右で北浦
「そうなんですよ。僕はそれが好きなんですよ。だいたい左バッターに対して左ピッチャー。他のチームは慣れていると思うんですよ。だからその逆いったれと思って、右バッターに左ピッチャー。まあそれで成功するときもあれば、16日はそれで成功しましたけどね、でもその成功が増えれば、他のチームもそういう風なやり方でしてくる可能性もあると思うので、テストですね。試合でテスト」
―松本剛が復帰
「ランナーいた最後でバント。ランナーいたら全てバントのつもりではいました」
―楽天・則本相手に5安打1得点に終わった
「いいピッチャーですよ。このカウントは真っすぐ来るだろうっていうところで、変化球でかわしてくるし、いいとこに投げてくるので、それはなかなか打てないと思った。なんとか塁に出たときにかき回そうと思ったんだけど、まあいいピッチャーです」
―17日は上原
「まあ最近いいピッチングしているね、根本君、上原君。でもめちゃくちゃ成長していると思います、みんな。崩れるときがないので、安心してゲームをつくってもらって、中継ぎのピッチャーにつないで。いいピッチングをみんなしてくれるので、おもしろいゲームができているんじゃないかなと思います」
―松本剛は17日以降も1死からでもバントか
「本人に聞いて、打ちたいですって言えばね、打ってもらって。このピッチャーちょっとあれ(苦手)かなと思ったらバントするだろうし、まあまあ本人が一番分かっていると思うから。でもここはバントしてほしいっていう時はバントさせる。まあ早く1本出てほしいですよね」
―今川が七回の左翼線への安打で二塁を狙って憤死した
「いやいや、仕方ない。あれはもう最初からツーベースで行くっていう気持ちでいって、ちょっと(送球が)それたらセーフなので。いいボール返しましたよね。あれは行って全然良いです」
―松本剛はダッシュできるのか
「ダッシュは70%くらいは走れるんですけど、止まることが難しい。スライディングがちょっと、左足が下になるので。まあでも久々のゲームで打席に立って走ったり、いろんな動きをしていったら、本人が一番分かると思うので。ここで抜くとか、ここで力入れて良いとか、分かってくると思うので」
―清宮は心配ないか
「いやいや惜しかったですよね、あれも。紙…二重くらい(笑い)ちょっと惜しかったね、間はめちゃくちゃ良かったけど」
―打席に入るまでのオラオラ感がある
「それでいいんです。『俺を見ろ』感、それ大事なこと。俺もそうでした。ネクストバッターズサークルから出た瞬間『さあ、僕のホームランを見なさい』っていう。メンディ(アルカンタラ)がちょっと良くないですね。何かできっかけを、僕がアドバイスというか、やっていかないと変わらないかな」