ファイターズ
2022/08/16 22:55

コロナ陽性者が続々復帰 石井、石川亮、田宮、細川が2軍戦出場

2軍ヤクルト戦でコロナ陽性判定を受けていた石井(右)石川亮(中)細川(左)らが隔離期間を経て実戦復帰した

■イースタン 日本ハム1-2ヤクルト(16日、鎌ケ谷)

 日本ハム2軍の試合で新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱していた選手が続々と戻って来た。16日に千葉・鎌ケ谷で行われたヤクルト戦は1―2で敗れたものの石井一成内野手(28)、石川亮捕手(27)らが実戦復帰。きょう17日の同戦では浅間大基外野手(26)が、あす18日の同戦でも堀瑞輝投手(24)が復帰を予定している。

石井「いつも通りできた」

 ビッグボスへの朗報だ。コロナ禍に見舞われたチームの貴重な戦力たちが、次々にグラウンドへ戻ってきている。この日は鎌ケ谷で、石井、石川亮、田宮、細川の4人が実戦復帰を果たした。

 今季1軍で76試合に出場している石井は「2番・DH」で先発し、7月21日の1軍オリックス戦以来、約4週間ぶりの打席に立った。2打数無安打で途中交代となったが「楽しかったです。思ったよりちゃんと、いつも通りできました」と状態は良好だ。

 5月下旬の昇格後、1軍に定着していた石川亮は、「5番・捕手」で六回まで出場し、四回には右前打をマーク。「ヒットが出て良かったですし、それ以外の打席も感覚は悪くなかった」と手応えを口にした。

17日以降は浅間、高浜、宮田、堀が復帰へ

 17日のヤクルト戦で、さらに浅間、高浜、宮田の復帰が見込まれている。ブルペンの中心として期待がかかる堀も、調整が順調なら18日の同戦で登板する予定だ。

 14日のDeNA戦では、けがから復帰したエース上沢と松本剛に加え、隔離期間を終えた木村、宇佐見、石川直らも復帰した。シーズンは終盤。ようやく通常の状態を取り戻し、ここからまたレギュラーの座を懸けた熾烈(しれつ)な競争が始まる。

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