ファイターズ
難病を乗り越えて始球式 札幌の八木君お見事ノーバン
■日本ハム1-2楽天(16日、札幌ドーム)
札幌の少年野球チーム「大谷地ヤングタークス」に在籍する八木悠磨君(10)が16日の楽天戦前に始球式を行った。八木君は昨年5月に厚生労働省の指定難病と診断された。同年8月の臍帯血(さいたいけつ)移植を経て、2カ月後に退院。現在はチームを離れているが「またみんなと野球がしたい」と治療に励んでいる。始球式は「緊張したけど、楽しみだった」という念願のマウンド。見事なノーバウンド投球を披露し「最高でした」と振り返っていた。