コンサドーレ
「残り9試合、得点を決めたい」DF岡村が攻守で躍動誓う
■17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は、ミーティング後に11対11のミニゲームなどを行った。前節の神戸戦(13日、札幌ドーム)で、3試合ぶりの完封負けを喫し、降格圏も忍び寄る札幌。DF岡村大八(25)は残り9試合、攻守でチームに貢献し、現状打破することを誓った。
神戸戦での守備の「ズレ」反省「常に周りがカバーする意識を」
練習前のミーティングで選手たちは前節・神戸戦で目立った守備時のフォーメーションとマークする相手の「ズレ」を反省した。DF岡村も「ミスが起きても常に周りがカバーする意識を持ってプレーする」と気を引き締めた。
うまくハマらなかったビルドアップについて、「これまでやってきた札幌の形を徹底的にやり続ける」と神経質にはなっていない。ボールに対し素早いサポートをし、オフェンスが常に1枚多い状況をつくりだすスタイルを貫くつもりだ。
岡村自身、得点を強く意識する。前節・後半42分に頭でのシュートが惜しくも外れた。「ああいう場面で決められたらチームに勢いがつく。残り9試合、得点を決めたい」と攻撃面に貪欲だ。
降格が見え隠れするチームの現状に、「相手チームのことを考えすぎず、自分たちのやるべきことをやる」と、危機感を持ちつつ口調は冷静。練習後はいつもDF福森晃斗(29)から「守備の時でも攻撃のことを考えて」などアドバイスを受ける。チームの要を期待される岡村は残り9試合、攻守で輝きを放つ。