コンサドーレ
MFスパチョークが20日鳥栖戦へ意欲「初ゴール決めたい」
■18日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は18日、11対11のミニゲームなどを行った。前節・神戸戦(13日)で札幌ドームデビューを果たしたMFスパチョーク・サラチャート(24)は出場機会をより増やすべく、練習でも俊敏な動きを見せ、猛アピールしている。
本拠地デビュー戦の熱気に「興奮した」
〝タイの至宝〟が次はJリーグ初ゴールを決める。J1初出場となった7日のアウェー・湘南戦でいきなりアシストを記録したスパチョーク。前節・神戸戦(13日)で本拠地デビューも果たした。「2万人超のサポーターの前でプレーできて興奮した」と、札幌ドームのピッチに初めて立った余韻に浸る。
先発出場はまだないが、ここまで2試合経験したチェック(愛称)は「日本人選手はフィジカルが強く、ポジショニングも良い印象」と、Jリーグの特徴を肌で感じることができた。169センチ、60キロと小柄だが、湘南戦で見せたような俊足を生かした裏を抜けるプレーで対応していくつもりだ。
日々の練習でアピールはしっかりできている。俊敏性はもちろんだが、ミート力の高いシュートも印象的だ。練習中には笑顔を見せる回数も増え、「チェック!」と周りの選手から声をかけられるシーンも多くなった。チームメートとの連係も問題ない。
20日の鳥栖戦(札幌ドーム)に向け、背番号49は準備を進めている。「チーム状況はあまり良くない。出場機会があればゴールを決めたい」と眼光鋭く言い切った。自身Jリーグ初ゴールを決め、チームに流れを呼び込むつもりだ。