ファイターズ
松本剛 小技冴えた同点スクイズ!「意地でもかえす気持ちで打席に入った」
■日本ハム1-2楽天(18日、札幌ドーム)
手負いでも、欠かせない戦力として機能している。左膝の骨折が完治しないまま試合に出ている松本剛外野手(29)が勝負どころで集中力を発揮した。1点を追った七回1死二、三塁で強攻と見せかけ、カウント2―1からスクイズ。ブセニッツの153キロを一塁側へ転がし、同点とした。
膝は万全ではないが、磨いてきた技術は健在だった。「(五回2死満塁の)チャンスで打てていなくて、意地でもかえすという気持ちで打席に入った中、スクイズが出たので、しっかり遂行することができて良かったです」と振り返り「どんな場面で、どんなサインが出ても対応できる準備はできているので、これからも結果を出していけるようにしたいです」と強い意欲を示した。
一回には右前打を放ち、この日は3打数1安打1打点。打率は.352でパ・リーグトップをキープしている。